研究室紹介
機械・システム分野には、次のような研究室があります。
機械工学コース
機械力学研究室
機械・構造物の力学的挙動に関して幅広く研究しています。そして得られた結果をスポーツ用品・医療用品の開発や生産装置の設計に応用しています。
熱工学研究室
エネルギーおよび環境問題を考え、水素エネルギーの高度有効利用燃焼機器および水素社会に潜在化する災害防止技術の開発に関する研究を行っています。
流体工学研究室
液体、気体そしてソフトマターと呼ばれるスライムのような流体の流れ現象について、「なぜ(原理)」と「どのようにして(応用)」を追求しています。
流体物理研究室
流れの抵抗低減による省エネルギー化をメインテーマに据え、主に管内流れの流動の制御を試みています。
熱および物質移動学研究室
「人類が抱えるエネルギー問題をすべて解決する」が研究室の究極の目標です。また、新しいプラズマプロセスも研究しています。
機械数理研究室
機械工学に関連して現れる現象に対して現代数学の理論とコンピュータを用いた研究を行っています。
材料センシング研究室
航空機や自動車などに用いられている炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の変形と損傷を光ファイバやデジタル画像相関法などを用いて測定・観察することにより、破壊のプロセスを解明する研究をしています。
特殊加工学研究室
工学の根幹である、ものづくりの方法(加工法)を研究しています。加工とは、物質にエネルギーを与え、違う形態の物質に変換することです。
機器材料学研究室
先端材料のナノからマクロに亘る材料物性を科学的視点から評価したり、機器・構造材料の開発ならびに強度特性、安全・信頼性などを工学的視点から評価する研究を行っています。
船舶海洋工学研究室
船の推進性能や操縦性能、航路保持制御、定点保持制御、船の操縦運動シミュレーション法、船の電気推進システム、錨鎖や掘削パイプ、タンク加熱システムなどの船の艤装品、 メタンハイドレートなどの新しいエネルギー輸送システムに関する研究を行っています。
知能システム学コース
制御工学研究室
人間の認識特性、制御特性を解析し、種々のデザインに反映させるための方策について検討しています。また、福祉工学に役立てるためのマンマシンインタフェースについて研究しています。
ロボット・知能システム学研究室
人間型ロボット、ロボットアーム、移動車ロボット、人工筋肉、知的センシング、人工知能、マルチボディ・ダイナミクス、振動・制御に関する研究を行っています。