令和2年3月13日に、浅川造船本社にて、4回生2名(私と石橋くん)が実船計測結果を報告しました。石橋
聡くんは「貨物船のプロペラ逆転停止運動計測」と題して、私は「船体ブロック輸送用プッシャー・バージの操縦運動計測」と題して発表しました。何れの発表も、浅川造船様が乗船させて下さり、卒業研究に協力して頂きました。
発表中の筆者
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私自身30分を超える発表は今回が初めてで至らぬ点も多々あったかと思います。加えて、研究に協力いただいた造船所で働いている方々がいらっしゃる中での発表ということで、協力いただいた皆さんの期待に応えようと張り切った結果、緊張で頭が真っ白になったのを覚えています。慣れない発表で緊張のあまり自分でも何を話しているのか分からないような状態でありました。しかし、発表後に沢山の意見や質問を頂くことができ自信に繋がりました。この発表を通じて、自分の研究を相手に理解してもらうことがどれだけ大変であるか分かりました。
また、造船所の方々の現場視点での意見や指摘は、私だけでは気付くことが出来ない研究の新たな課題を明確にすることができました。
最後に、発表の場は研究内容の報告だけでなく、自分を成長させる絶好の機会だと考えています。私にこのような機会を与えて下さった指導教官の田中先生、浅川造船の皆様、計測に協力して頂いた大塚さん、研究室の皆様に深く御礼申し上げます。
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